エアコンを長年使っていると、今までは問題なく使えてたのに急に効きが悪くなることがあります。もちろん故障の可能性はありますが、その前に確認してほしいことがいくつかありますので解説します。
エアコンのフィルターがホコリで詰まっていると上手く空気を取り込むことができなくなるため、エアコンの効きが悪くなることがあります。
フィルターの確認は簡単にできますので、まずはフィルターがホコリで詰まっていないかを確認しましょう。
ホコリで詰まっていたら食器用洗剤で洗うのがおすすめです。洗ったら完全に乾かしてから取り付けましょう。
フィルターに問題がなかったら、次は室外機を確認してください。ゴミや雪などで室外機の吹き出し口が塞がれているとエアコンの効きが悪くなることがあります。
吹き出し口が塞がると正常に放熱ができなくなります。そうすると室外機の故障原因にもなりますので、室外機周りは常にスペースを確保してください。
フィルターのホコリを取り、室外機スペースを十分に確保してもエアコンの効きが直らない場合は、エアコンの汚れが原因かもしれません。エアコンの効きが悪くなる原因となる汚れは大きく二つあります。
エアコンの内部にあるアルミフィンは、効率的に熱交換をするための部位です。ここが油・カビ・ホコリなどで目詰まりすると効率的に熱交換ができなくなります。
目詰まりを解消するためには洗浄が必要となりますが、ブラシなどでこするとアルミフィンが曲がってしまったり故障の原因となります。プロに依頼するようにしてください。
エアコンの送風ファンには、ホコリ・カビ・結露が付着します。送風ファンにこれらの汚れがつくと上手く風が送れなくなり、結果エアコンの効きが悪くなるのです。送風ファンの洗浄もご自身で行うのは難しいためプロに依頼してください。
アルミフィンと送風ファンはご自身で洗浄することは難しいです。そのため、必ずプロにエアコンクリーニングを依頼するようにしましょう。
お仕事の関係上室温を厳しく管理しなければならない店舗で、エアコンの効きが悪くなり室温が保てなくなったとご相談いただいたことがあります。弊社でエアコンクリーニングを行ったところ、改善されたとのお声をいただきました。
エアコンの汚れは効きに大きな影響がありますので、エアコンの効きが悪くなったというお悩みがあればまずエアコンクリーニングを試してみてください。札幌のエアコンクリーニングは是非颯クリーンサービスにお任せください。
エアコンクリーニングで改善されない場合は、冷媒ガス不足やコンプレッサーの故障などが原因の可能性が高いです。冷媒ガスは一般的に7~10年に一度は補充をしなければなりませんし、古くなるとコンプレッサーの故障も十分考えられます。
いずれにしろ、ご自身での対処が難しい内容になりますので購入した店舗・メーカー・工務店などに相談してください。ある程度料金がかかりますので、思い切って買い替えを考えてもいいかもしれません。
今回は、エアコンの効きが悪くなる原因と対処法を解説しました。フィルターの掃除や室外機の確認はご自身でできるかと思いますが、その他はやはりプロに依頼する方が安心です。エアコンクリーニングであれば専門業者、ガスの補充や修理であれば、購入店舗・メーカー・工務店などに相談をしましょう。